カーナビの種類・機能など知ってますか?上手な活用方法はこれだ!

カーナビを上手く活用してますか?
ドライブの道案内に、もはや欠かせない存在となっているカーナビ。遠くへ出かけるときや、知らない土地へ行くときには、とても便利ですよね。
平成26年度、車所有者の70%以上がカーナビを装着しているとのデータもあります(総務省:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc141320.html)。車購入と同時に、カーナビも設置する人が大半でしょう。
ところで、カーナビの主な種類・活用法などを、あなたはご存知ですか。
いろんなタイプのナビを知れば、あなたにピッタリのカーナビ活用法が見つかるかもしれませんよ。
ここでは、カーナビの種類(純正・社外品、本体の種類)、活用法、そしてスマートフォンのナビアプリについてもご紹介します!
ナビの種類を正しく理解し、上手に活用してドライブを楽しみましょう!
カーナビとは?
カーナビとは、「カーナビゲーションシステム」の略。GPS機能を利用して、現在の位置を特定し、目的地までのルートを案内してくれます。
カーナビは、主に2つに分類されます。
純正カーナビ
純正カーナビは、各メーカーから直接販売されているカーナビのこと。
さらに、「メーカーオプション」「ディーラーオプション」に分けられます。
前者は、最初から取り付けられるように設計されたもの。後者はディーラーによって取り付けられるもの(社外品に近い)。後者の方が選べる種類があり、後に他のカーナビと交換可能です。
<主な特徴>
・保証期間が3年間、オプションで最長7年間
・納車と同時に使用可能。取り付け作業など不要。
・バックカメラなどの連動に優れている
・最初から取り付ける前提の設計なので、インテリアに合っている
・選べる種類は少なめ
・費用が高い
社外品カーナビ
社外品カーナビは、簡単に言えば、純正カーナビ以外のカーナビのこと。市販で売られていることが多いです。
小型で持ち運び可能なものから、高機能なものまで、とにかく種類が豊富なのが魅力です。
<主な特徴>
・1万円以下で買える安いナビも
・種類が豊富なので選択肢の幅が広い
・取り外し可能
・純正品より高機能のものが多い
・保証期間は基本的に1年間
・取り付け、取り外しが面倒くさい、工賃がかかる
カーナビ本体の種類
純正品・社外品のカーナビには、その機能・形状によっても、主に3つに分類できます。
☆HDDナビ
カーナビにハードディスクが内蔵されています。高性能で画面が綺麗です。一昔前までは主流でしたが、高性能なメモリーナビが登場して以来、高級車・純正品・上モデル用の高価なナビとして認識されています。
<主な特徴>
・情報量が大きい
・処理能力が速い
・音楽CDの録音が可能
・高画質、高音質
・値段が高い
☆フラッシュメモリーナビ
メモリーナビとも言われ、地図や音楽などの情報をSDカードに記録しているナビのこと。
近年ではSDカードの大容量化により、HDDナビと比べてレスポンスが速く、しかも安く購入できます。
<主な特徴>
・レスポンスが速く使い勝手が良い
・HDDより安いものが多い
・SDカードを取り出せば、パソコン上で地図の更新などができる
・振動に強い
・技術進歩により高性能化している
☆ポータブルナビ
その名のとおり、小さなカーナビです。持ち運び可能なのが大きな特徴です。
<主な特徴>
・最も安価なカーナビ
・小さく持ち運び可能
・複数の車で使用できる
・サクサクと動作してくれる
・機能がシンプル
どのような人がそれぞれのカーナビにピッタリか、まとめてみましょう。
☆HDDナビ → 高級車や上級モデルの車、高品質のナビが欲しい人
☆フラッシュメモリーナビ → 安価なナビ、使い勝手が良いのを求めている人
☆ポータブルナビ → ナビ以外の機能は不要、ナビを持ち運びしたい人
使用用途・機能に合わせて、あなたにピッタリのカーナビを選びましょう。
カーナビの上手な活用方法!
地図の更新は、最低でも3年ごとに!
カーナビの地図は、定期的に更新してあげる必要があります。更新せずに古い地図のままだと、新しく出来た道路・封鎖された道路・高速道路の新料金などに、対応してくれません。
地図の更新はほぼ毎年行われています。最低でも3年に1度は更新しましょう。
更新するには費用がかかり、相場で1万円から2万円ほどです。純正ナビであれば、3年までの間なら更新費用が無料となることも。
ただし、あまりにも古いナビだと、更新データが配布されないケースもあるので注意しましょう。
VICSWIDE機能を利用して渋滞回避!
「VICS」とは、渋滞・交通規制といった道路の情報を、FM多重放送やビーコンを利用してカーナビに送信してくれるシステムのことです。ナビのルート検索・渋滞回避に活用されています。
そのVICSが2015年度に進化しました。その名も「VICSWIDE」。
以下のような機能が追加・向上されました!
- 車両感知器が未設置の場所でも、交通情報を受け取れる
- 目的地に辿り着くまでの、複数のルートでかかる時間が分かるように
- 気象に関する情報(津波・噴火・大雨など)の警告をしてくれる
- ゲリラ豪雨のような大雨が降っている場所が分かる
VICSWIDEを上手に活用すれば、渋滞をスムーズに回避できますし、大雨などの危険な地区を避けて運転することができますよ。
利用するためには、「VICSWIDE」対応のカーナビを購入する必要があります。
スマートフォンにも、ナビ機能のあるアプリが!
スマートフォンが急速に普及している現代ですが、スマホのアプリに、カーナビと同じ性能をもつ「ナビアプリ」があります!
無料で利用することができて、地図の更新が不要。肝心のナビ機能もカーナビに劣らないので安心です!
以下に、代表的なナビアプリ2つを挙げてみました。
Yahoo!カーナビ
ナビの表示が分かりやすく、文字も大きく読みやすいのが特徴。親切で使いやすいアプリです。
「運転診断」といった、ドライビング能力を評価してくれる機能もあります。
Googlemap
有名なGooglemap。このアプリにも、カーナビのような機能が付いています。素早い操作とレスポンスで評価が高いです。
Googleアカウントでログインすれば、パソコンで登録したブックマークなどが、アプリにも反映してくれます!
車にカーナビがない・壊れていて使えない・最新の地図情報を知りたい。そんな時は、積極的に利用してみると良いでしょう。
カーナビの道案内をあまり過信しすぎないように!
現在のカーナビはとても高機能で優秀です。
だからといって、カーナビの案内を過信しすぎるのも良くありません。あまりにも細い道に誘導されたり、通れるのか怪しい道を案内される場合もありますから、自分で判断しながら、ナビの指示に従いましょう。
また、地図の更新をサボったままだと、今は規制されて使用できない道路に案内されてしまう可能性もあります。
最新の地図を自分でもざっと把握して、ナビを上手に活用してくださいね!
カテゴリー:自動車