あなたの愛車を守ろう!オススメ防犯グッズなどをご紹介

あなたの愛車は大丈夫?
私の車は盗難に遭うはずない! …なんて、油断していませんか?
車両の盗難事件は、全国でみれば年々減少していますが、その件数はまだまだ多いと言えます。
2016年度の自動車盗難認知件数は、11,655件。年間1万台以上の車が被害にあっているのですね。一部では、多発している地域もあるほどです。
(参考サイト:STOPTHE自動車盗難)
車両が盗難の被害にあえば、戻ってくる確率は2割ほどだとか。たとえ戻ってきたとしても、部品が取られていたり、キズや跡がついていたりと、車両にダメージがあるケースがほとんど。ドライバーの精神的ダメージも大きいでしょう。
では、愛車を守るためにはどうすればいいのでしょうか?
それは、「防犯グッズを活用すること」と、「防犯意識を持つこと」です!
ここでは、最初に盗まれやすい車両の特徴を解説し、次に防犯グッズと防犯の心得をご紹介していきます!
あなたの愛車が盗難の被害に遭わないように、守ってあげましょう!
盗まれやすい車両は?
どういった車両が盗まれやすいか、ご存知でしょうか。以下、2016年度の「車両盗難件数」のランキングを見てみましょう。
- ハイエース 件数:1,391台
- プリウス 件数:1,058台
- ランドクルーザー 件数:510台
- エルフ 件数:377台
- アクア 件数:371台
(参考サイト:STOPTHE自動車盗難)
上記のランキングを見ると、
- トヨタ車である
- 人気のある車種
- 高級車
といった傾向があることがわかりますね。
なぜ、上記のような特徴の車が盗難に遭いやすいのでしょうか。それは、海外輸出に最適だからです。
プリウスやハイエース、ランドクルーザーなどは、壊れにくい・燃費が良いなどの理由で、海外で未だに根強い人気があります。ですから、それらを輸出販売すれば、相当な利益が期待できるのです。
つまり、盗難された車のほとんどは海外へ輸出され、販売されると考えて良いでしょう。
種類別のオススメ防犯グッズはこれだ!
愛車を守るためには、市販で売られている防犯装置を上手に活用しましょう。
防犯装置には、さまざまな種類があります。
1.アラームや光を発するタイプ
車に装着されているセンサーが、停車時の異常な振動・電流を感知すると、アラームを発したりライトを光らせたりするタイプのもの。
周囲の人に異常を知らせ、犯人を驚かせて逃走させる効果もあります。
2.第三者が運転できないシステム
有名な装置は、「イモビライザー」。車両本体のIDと、鍵のIDが一致しないとエンジンがかからないシステムのことです。
IDを照合するのに、数百万通り以上もあるため、複製はほとんど不可能。ですから、一番安全性の高い防犯システムだと言えますね。
とはいえ、最近では「イモビカッター」と呼ばれる、イモビライザー機能を無効にしてしまう装置が出回っているため、あまりに過信しすぎるのも良くありません。
他にも、ハンドル・ペダル・タイヤなどをロックする装置を使用することで、第三者が操作できないように固定させることもできます。
3.車両を特定するシステム
万が一盗まれたとしても、車両の位置をパソコン・スマホなどで確認することができるシステムです。いつでも確認できる安心感があります。
有名なものには、セコムが運営している「ココセコム」があります。GPSシステムを利用して車両の位置を特定し、万が一には緊急対処員がかけつけてくれます。
その他にも、ナンバープレートロック、窓の飛散防止フィルム、など、さまざまなグッズがあります。
上記の防犯グッズを組み合わせれば、安心ですね!
愛車を守るためには、防犯の心得が大切!
いくら車に防犯システムを装備していたとしても、油断してはいけません!
犯行手口も巧妙化しており、防犯装置をいとも簡単に突破されてしまうこともあるのです。
では、愛車を守るために、私たちドライバーはどう心がけておけばいいのでしょうか?
ちょっとした停車時でも、エンジンを切ろう
コンビニなどに少しだけ立ち寄る際に、「ちょっとだけだから」とそのままエンジンをかけっぱなしにしていませんか?
犯人はこうしたわずかな時間を狙い、車内に忍び込んでくるでしょう。ほんのわずかな停車でも、なるべくエンジンを切り、鍵をかけるようにしておくことが大切です。
また、駐車の際には、窓もきちんと閉められているかどうか確認してください。わずかな隙間があると、そこから車内に侵入してくる可能性も。
きちんと鍵を閉める・窓も全部閉める、などといった些細なこともしっかりと確認しておきましょうね。
車内に貴重品を置かない
車内に財布などの貴重品を置かないようにしましょう。特に貴重品を目立つ場所に放置すれば、車の窓を割られる・ドアをこじ開けられる、などの被害に遭いやすいです。
もし手荷物などを車内に置いておく場合は、外から見にくい場所に置いておくといいでしょう。
人目のないところに駐車するのを避ける
車両荒らしは、人目のつきにくい場所・暗い場所であるほど、多発する傾向にあります。また、車に警報アラームなどが装備されていたとしても、被害にあった時、周囲に人がいなければ意味がありません。
駐車する時には、なるべく人目がつきやすい場所・明るい場所にするようにすれば、安心ですよ。
愛車の防犯対策や防犯意識を強く持っておこう!
愛車を犯罪から守るためには、ドライバーの意識が最も大切です。
防犯グッズを上手に活用する、人目のつきやすい場所に駐車するなど、ちょっとした隙を見せないように心がけましょう。
それでも、どうしても不安であれば、車両保険に加入しておくなどしておくと安心ですよ。
カテゴリー:自動車