メーカー別の最新・安全装置!安心・安全なドライブを楽しもう!

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車の最新安全装置であなたの命を守ろう!

最近の車のCMでは、「自動ブレーキサポートアシスト」などと大きく宣伝されているものが目立ちます。

車の安全性能や機能に対する注目が、高まっていることが分かりますね。

車の安全性能といえば、以前まで「シートベルト」「エアバック」など同乗者の身を守るものが重視されてきました。

現在では「自動ブレーキ」「衝突回避システム」などといった、ドライバーだけではなく歩行者や他の走行車にも配慮された、最新のシステムが搭載されているのです。

とはいえ、車の安全性能はよく分からない・どういった安全装置があるのか知らない、といった方も多いと思います。

ここでは、メーカー別の代表的な安全装置をご紹介します。さらに、国が行っている安全装置評価についても触れていきます。

次の車を検討する際の参考になれば幸いです!

最新・車の安全装置はこれだ!

車の安全装置には、主に「自動ブレーキ」や「運転アシスト」などがあります。メーカーによって、その名称や機能もさまざま。

そこで、以下にメーカー別の最新安全装置をご紹介します。

スバル

安全装置の分野で最先端をいっているメーカーといえば、スバル。

運転支援システム「アイサイト」は、最先端の安全性能であり、評価も高いです。その証拠に、2016年には「衝突安全性能評価大賞」を受賞しています。

現在発売されている「ver.3」には、最新の技術が詰まっているのです!

・ツーリングアシスト
ブレーキ・アクセル・ステアリングの制御を、自動でアシストしてくれます。

最高120km/hまでの幅広い車速で対応しているので、渋滞時の走行はもちろん、高速でもアシストしてくれるので、運転が楽ちん。もちろん事故の確率も低くなります!

・プリクラッシュブレーキ
いわゆる自動ブレーキ。幅広い車速域(最高速度も対応)で作動してくれるので、高速でも安心です。

歩行者・自転車も察知して、ドライバーにお知らせしてくれるのは、スバルならではの技術。

・アクティブレーンキープ
2つのステレオカメラが車線を把握し、それを踏み越えそうになると警告して知らせてくれるシステムです。

・ATの誤発進/誤後進抑制制御
前方の障害物を認識すると、警報音・警告表示でドライバーに注意を促してくれます。

「ver.3」では、後進も同時にサポートしてくれるので、さらに安心!

・警報、お知らせ機能
車両のふらつきや車線のはみ出しなどをブザーでお知らせ。

トヨタ

トヨタの安全装置には、「ToyotaSafetySense」があります。衝突回避や事故の被害の軽減に特化している、予防安全パッケージです。

PとCの二種類から選択でき、Pのほうが性能が高くなっています。

・自動ブレーキ
カメラとミリ波レーザーの2種類で、歩行者も検知してくれます。
最高180km/hまでの速度で作動します。

・車線はみ出しアラート
白線や黄線を踏み越えそうになると、ブザーやディスプレイでお知らせしてくれるシステム。

さらに踏み越える前にステアリング制御が作動するので、踏み越えてしまう心配もありません!

・自動ハイビーム
先行車・対向車のライトを認識し、自動でハイビームの切り替えを行ってくれるシステム。

暗い夜道での歩行者の存在に、気づきやすくなります!

・追従ドライブ支援
ミリ波レーダーにより、前を走る車との距離を一定に保ってくれるシステム。

車間距離は事故を防ぐためには重要です。また、長時間の運転も楽になります。

・先行車発進アラーム
信号待ちからの発進での遅れを、ブザーやディスプレイでお知らせしてくれるシステムです。

ホンダ

ホンダの安全運転支援システムに、「HONDASENSING」があります。

ミリ波レーダーと単眼カメラでドライバーの運転をサポートしてくれます。

8つの機能があるのですが、ここでは主なものを3つご紹介します。

・衝突軽減ブレーキ
前を走る車や、歩行者との衝突の危険を察知すると、警告音やディスプレイ表示でお知らせしてくれます。

それでも衝突しそうになると、自動でブレーキを行ってくれます。

・路外逸脱抑制機能
カメラとレーダーの両方で車線を認識し、車がはみ出しそうになったら警告し、さらにはステアリング操作を行ってくれます。

・LKAS(車線維持支援システム)
車線の真ん中を走れるように、ステアリングの操作を支援してくれます。

高速道路での長距離移動などでは、とても便利な機能です。

スズキ

スズキは、軽自動車で初となる、ステレオカメラ式の衝突被害軽減システムを導入しました。

このシステム(「全方位モニター」「デュアルカメラブレーキ」)を搭載したスズキのスペーシアは、2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて最高ランクの「ASV++(ダブルプラス)」を獲得!(予防安全性能アセスメントについては、次にてご紹介)

自動ブレーキが制御できる車速は、最高で100km/hまで。

30km/hまでなら、歩行者を認識したら自動でブレーキをかけてくれるシステムもあります。

「予防安全性能アセスメント」って知ってる?

予防安全性能アセスメント、という言葉をご存知でしょうか。

国土交通省と自動車事故対策機構が、安全装置を搭載した自動車に対して試験・実験を行い、その結果を評価・点数化したものです。

国が行っている実験なので、車種ごとの客観的なデータや評価を知ることができます。
専用サイトはこちら(http://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/)。

総合評価が2点以上であれば、先進安全車(ASV)として認定、さらに12点以上だと「先進安全車プラス(ASV+)」として認定されます。

ちなみに、2016年度の高評価ランキングは以下のとおり。

  1. マツダ「アクセラ」
  2. スバル「フォレスター」
  3. スバル「インプレッサ」
  4. スバル「レヴォーグ」
  5. スバル「レガシィ」

上位のほとんどにスバル車が占めています。スバルがいかに最先端の安全技術が使用されているのかが分かりますね。

車の購入を検討しているけれど、車の安全性能が知りたい・きちんとした評価が知りたい、そんな方は是非チェックしてみるといいでしょう!

安全装置を過信せず、安心・安全なドライブを楽しもう

いくら車に安全装置が搭載されているとはいえ、それを過信していはいけません。

あくまで、安全装置はドライバーの運転をサポートするもの。全てはドライバーの運転次第です。ですから、安全意識を持って運転することが、非常に重要です。

安全装置にサポートしてもらいながら、安心・安全なドライブを楽しみましょう!

カテゴリー:自動車